鍼モビライゼーション

【切らない・刺さない】伝統の「円鍼」が筋膜リリースと融合!新時代のケア「鍼モビライゼーション」とは?

 

「鍼治療は興味があるけど、刺すのが怖い…」

「もっと深く、優しく体の硬さを取りたい」

そう感じている方へ、自信を持っておすすめする全く新しいアプローチ「鍼モビライゼーション」をご紹介します。

 

これは、伝統的な「刺さない鍼」の技術と、

 

現代の筋膜ケアの技術(IASTM)を融合させた、新時代の軟部組織ケアです。

 

鍼モビライゼーション = 「刺さない鍼」× IASTM

 

「鍼モビライゼーション」では、一般的な「刺す鍼」は使用しません。

 

代わりに用いるのは、古来より伝わる鍼治療の道具、円鍼(えんしん)・員利鍼(いんりしん)などです。

これらの鍼は、先端が丸く加工されており、

皮膚を傷つけることなく、体の表面を滑らせたり、

軽く押したり、擦ったりして用います。

 

この「刺さない鍼」を、現代のスポーツ医学で注目されるIASTM(器具を用いた軟部組織モビライゼーション)の理論に応用したのが、当院の「鍼モビライゼーション」です。

鍼モビライゼーションの主な特徴と効果

 

• 使用する道具: 円鍼・員利鍼などの刺さない鍼を使います。刺激がマイルドで、痛みが苦手な方でも安心です。

 

• 目的: 筋膜や腱、靭帯の癒着・硬結(こわばり)の改善です。関節の可動域を広げ、動作の質を改善します。

 

• アプローチ: 鍼のカーブで皮膚を捉え、筋膜の走行に沿って滑らせます。手指では難しい深部の筋膜層を効率よくリリースします。

なぜ「刺さない鍼」を使うことが画期的なのか?

従来のIASTMでは、金属やプラスチックのプレートを使いますが、「刺さない鍼」には、それらにない特別なメリットがあります。

1. 痛みに弱い方も安心の「マイルドな刺激」

円鍼は肌への接触面が非常に滑らかで、皮膚を強く引っ張りすぎることなく筋膜にアプローチできます。強い刺激による防御反応(筋肉の緊張)が起きにくいため、よりリラックスした状態で深部を緩めることが可能です。

2. 微細な硬結を捉える「精密なセンサー」

細く丸い鍼の先端は、セラピストの手の感覚を拡張するセンサーのような役割を果たします。手指では分かりにくい筋膜のわずかなゴリゴリとした「癒着(ゆちゃく)」や「しこり」を精密に捉えることができ、ピンポイントで集中的にリリースできます。

3. 局所への集中的な熱刺激

鍼の面を皮膚に当てることで、局所的に摩擦熱のような微細な刺激が加わります。これが筋膜組織内の水分代謝を促し、硬く冷えた組織を内側から温めて緩める効果を期待できます。

こんなお悩みはありませんか?

 

「鍼モビライゼーション」は、以下のような症状でお悩みの方に特に有効です。

 

• 長年のデスクワークで背中や肩甲骨まわりがガチガチに固まっている

 

• ストレッチやマッサージでは奥の硬さが取れないと感じている

 

• 関節の動きが悪く、スポーツや日常生活で動作に制限を感じる(肩が上がりにくい、腰を反ると痛いなど)

 

• 「刺す鍼」は怖いが、本格的な筋膜・深部ケアを受けたい

 

あなたの「刺さない鍼」という選択肢は、痛みへの不安なく、根本的な体の動きの改善を目指すための最良の手段かもしれません。ぜひ一度、この伝統と現代技術が融合した新しいケアを体感してみてください。