代表 国広 政志
鍼灸師(国家資格)
Soft Tissue Specialist
施術歴:約23年
西宮・夙川エリアで開業して約13年
なぜ、この施術を行っているのか
私は、最初から鍼灸師を目指していたわけではありません。
もともとは病院でリハビリテーションに携わる仕事がしたいと考えていました。
その中でも特に興味を持っていたのが、「アスレティックリハビリテーション」という分野です。
ケガをした人が日常生活を送れるようになるだけではなく、スポーツ選手であれば競技へ復帰し、以前のようなパフォーマンスを取り戻すこと。
一般の方であれば、日常生活は送れていても、もっと楽に歩けるようになること、趣味や旅行、スポーツを思い切り楽しめるようになること。
私は、「普通に生活できるようになること」の先にある、より快適に、より自由に身体を動かせる状態を目指すリハビリテーションに大きな魅力を感じていました。
その思いから、アスレティックリハビリテーションを学び、トレーニングジム、整形外科クリニックなどで経験を積み、その後は整形外科で勤務することになりました。
多くの患者さんを診る中で、私は一つの疑問を持つようになります。
身体には、解剖学や運動学だけでは説明しきれない変化がある。
「なぜ、この人はここを施術すると身体全体が変わるのだろう。」
そんな経験を重ねるうちに、東洋医学でいう「気」や「経絡」とは何なのかに興味を持つようになりました。
本当にそのようなものが存在するのか。
身体で感じることができるのか。
そして、治療に活かすことができるのか。
その答えを知りたいという思いから、鍼灸学校へ入学し、国家資格を取得しました。
しかし、実際に学び始めると、私の興味は少し違う方向へ向かっていきます。
私が強く惹かれたのは、「筋膜」「軟部組織」「神経科学」という考え方でした。
これらを学ぶことで、それまで説明できなかった身体の反応が、一つひとつ論理的につながっていったのです。
「これからの時代、身体を診るうえで、この考え方は欠かせない。」
そう確信し、当時はまだ日本でも広く知られていなかった筋膜や軟部組織へのアプローチを本格的に学び始めました。
この時は、医療機関に勤めていたで、整形外科では一人ひとりに十分な時間をかけて身体全体を診ることが難しい現実がありました。もっと時間をかけ、本当の原因まで向き合う施術をしたい。その思いから開業を決意しました。
開業してからは、国内外の数多くの勉強会や講習会に参加し、海外では解剖実習にも参加しました。
さらに、『アナトミー・トレイン』の著者であり、筋膜研究の第一人者であるトーマス・マイヤース氏をはじめとする筋膜の専門家に学び、筋膜・軟部組織・運動学について研鑽を重ねてきました。
その結果、筋膜や軟部組織への施術を求めて、多くの患者さんにご来院いただけるようになり、臨床でも確かな成果を積み重ねることができました。
しかし、その一方で、私の中にはずっと残っていた思いがありました。
「私は鍼灸師として、鍼を本当に活かせているのだろうか。」
徒手療法の技術には自信がありました。
それでも、鍼灸師としての自分にどこか物足りなさを感じていたのです。
そんな時、改めて手に取ったのが、鍼灸学校時代から知っていた円鍼でした。
学生時代には、その本当の価値も使い方も理解できませんでした。
しかし、十数年間にわたり徒手療法や筋膜・軟部組織へのアプローチを積み重ねてきた今だからこそ、円鍼という道具の可能性がまったく違って見えるようになりました。
どの方向へ動かすのか。
どのくらいの圧で刺激を加えるのか。
どの角度で身体に働きかけるのか。
徒手療法で培った感覚を円鍼に応用することで、手では再現できない繊細な刺激を身体へ伝えられることに気づいたのです。
次第に、施術で手を使う時間は減り、円鍼を使う時間が増えていきました。
今では、この円鍼は私の施術に欠かすことのできない存在となっています。
私が行っている施術は、東洋医学だけでもありません。
筋膜だけでもありません。
神経科学だけでもありません。
東洋医学の経穴(ツボ)や経気という考え方。
筋膜や軟部組織のつながり。
神経科学や運動学。
それぞれを一つの考え方として統合し、身体全体を評価しながら施術を行っています。
円鍼は、その考え方を最も繊細に身体へ伝えるための、大切な施術道具です。
私がこれから目指しているのは、この施術法をもっと多くの方に知っていただくことです。
「鍼=刺すもの」
そう思われる方は少なくありません。
しかし、鍼には刺すだけではない世界があります。
円鍼は、ただ皮膚をなでるための道具ではありません。
軟部組織へ適切な刺激を与え、身体全体のバランスや動きを整えるための可能性を持った施術器具です。
私は、この施術を一般の方だけでなく、鍼灸師や医療従事者にも知っていただきたいと考えています。
何千年も前から受け継がれてきた円鍼には、その形であり続けた理由があるはずです。
私は、その可能性を現代医学の知識と臨床経験を通して探求し、自分なりの施術へと発展させてきました。
経絡や経筋は、現代医学でその存在が解剖学的に証明されたわけではありません。
しかし、近年の研究では、筋膜・結合組織・神経・間質液ネットワークとの関連性が数多く報告されています。
当院では、東洋医学の経筋理論と、現代の筋膜・運動連鎖・神経科学の知見を組み合わせ、身体全体のつながりを評価・施術しています。
これからも学び続け、一人でも多くの方が、より快適に、より自由に身体を動かせるよう、そのお手伝いをしていきたいと考えています。
趣味:自転車・釣り・ドライブ・旅行
三児の父
動物占い:好感を持たれる狼
note【くにのあわい】では、不思議な体験や日々の出来事を綴っています。
読んでいただくと、施術者としてだけでなく、人となりも感じていただけるかもしれません。
西宮・夙川・苦楽園・芦屋エリアで、安心して通える治療院をお探しの方へ。
当スタジオは、整形外科・整骨院・鍼灸院・整体院・マッサージ院など、どの分野にも偏らず、お身体の状態を大切に考えた施術を行っています。
現在すでに他の医療機関や治療院に通われている方も、無理なく並行して通っていただくことが可能です。
特に整形外科で検査や診断を受けながら施術を併用していただくことで、ご自身の身体の状態を把握したうえで、より安心して施術を受けていただけます。
これからも、一時的な対処ではなく、身体の状態と丁寧に向き合いながら、誠実な施術を続けてまいります。
「チームで支える、あなたの身体。」
私一人の力だけでなく、必要に応じて最適な専門家と連携することも、プロとしての責任だと考えています。
当スタジオと同じ建物内には、信頼できるプロの女性インストラクターが運営するピラティススタジオが併設されています。
鍼灸による「調整」と、ピラティスによる「動作の学習」。
この両輪が揃うことで、身体の変化はより確かなものになります。
運営はそれぞれ独立しておりますが、同じ屋根の下で、男女それぞれの専門家があなたの心身をサポートいたします。
「ここに来れば、自分の身体をトータルで任せられる」
そんな安心感を感じていただける場所でありたいと願っています。
阪急夙川駅から徒歩5分
<電話番号>
070-5342-1616
(施術中は電話に出られないため、留守番電話にお名前とご用件をお残しください)
<営業時間>
9時30分~20時30分 (完全予約制)
<定休日>
日曜日
他に不定休あり
完全予約制
ご予約はこちらから→ご予約 お問い合わせ
阪急夙川駅から徒歩5分 阪急芦屋駅、苦楽園口駅、西宮北口駅、さくら夙川駅からアクセス良好