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【症例報告】慢性的な腰痛と臀部の痛み — 痛みの原因は意外な場所にあることが多い

■患者様

30代女性

■主訴

右側の臀部から腰にかけての痛み。特に前屈動作時に痛みが強くなる。

■施術のポイント

ご来院時は腰や臀部に痛みが出ていたため、まずは東洋医学の観点から「足の太陽膀胱経(背中を通る経絡)」を中心にアプローチを検討しました。

しかし、実際に患部を確認したところ、不思議なことに痛みを訴えている腰や臀部には極端な硬さや癒着はほとんど見受けられませんでした。全身をくまなくチェックしたところ、右側のふくらはぎ(承筋・承山付近)に非常に強い硬結(コリ)と癒着を発見しました。

このふくらはぎの硬結こそが、腰の痛みを引き起こしていた「引き金」であると判断し、ピンポイントでリリースを行いました。すると、それだけで腰の張りが驚くほど緩和し、前屈時の痛みも消失しました。

仕上げとして、足の太陽膀胱経全体、そして首や頭部まで含めて全身を丁寧にリリースすることで、滞っていた経絡が流れ、身体全体が深いところから解放されるような軽さを実感していただくことができました。

■担当者より

腰が痛いからといって、必ずしも腰そのものに原因があるわけではありません。今回のケースのように、足元の硬結が遠く離れた腰の痛みを引き起こすことは珍しくありません。LUCIAでは、表面的な症状にとらわれず、身体のつながり全体を読み解きながら本質的な改善を目指しています。